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のらりーパーソン〜きくっちの日記〜

【三国志特別展(2019年)】リアル三国志展の見どころ,魅力を紹介!

東京国立博物館で開催中の三国志展に行ってきました。

小学生以来,吉川英治横山光輝北方謙三陳舜臣王欣太と数々の三国志作品を読み込み,30年以上にわたって三国志ファンを自認してきた私が,写真を交えながらその魅力をシンプルに紹介します!

 

【目次】

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三国志展の見どころ1:関羽像】

三国志ファンで,関羽嫌いな人などいないでしょう!

関羽!関雲長!とその名を呼ぶだけで,豪壮な気がもくもく湧いてくるというもの(笑)

今回の三国志展のキービジュアルにもなっている関羽像が,こちら!

 

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三国志の時代よりはだいぶ後代に作られたそうですが,立ち上がると2mを超える武神・関羽像は圧倒的な質感と迫力を誇ります。

 

君主に仕えたいち武将でありながら,神として1800年の時を超えて今なお崇められる人物は,古今東西を見渡しても他にいないのではないでしょうか?

三国志展の見どころ2:弓矢(弩)】

三国志時代はまだ火薬や鉄砲が発明されておらず,弓矢や弩(ど)と呼ばれる強力な弓矢が大きな殺傷力を誇りました。

雨あられのように矢が降りそそぐ」といいますが,それを体感できる展示がこちら!

 

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このような矢が長時間にわたって様々な方向から射かけられると考えると,ちょっとやそっとの盾や鎧では防ぎきれないことが想像でき,恐怖をおぼえます……

 

三国志演義では,3日のうちに10万本の矢を調達するよう周瑜からむちゃぶりされた諸葛孔明が,夜,わら人形を多数のせた船で敵陣に近づいて矢を射かけさせ,余裕で矢を集めることができたエピソードがあります。

史実かわかりませんが,ちょっと,かなり大変で,命がけだったのではないでしょうか?(汗)

三国志展の見どころ3:曹操の書いた字】

「字は人を表す」と言いますが(私はそんなことないんじゃないかと思いますが 笑),魏王・曹操の書いた字が展示されています。

それが,こちら!

 

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三国志演義では冷酷,暴虐,魔王,その他の三国志作品でも激情家,芸術家,覇王として書かれることの多い曹操ですが,この字から受ける印象はどうでしょうか?

一般的なイメージとは裏腹に,バランスがよい,整っている,丸っぽい,おだやかという感じがしませんか?

 

ただし,この右側の「袞」いう字には,本来「サンズイ」がつくのだそうです。

部下が「サンズイが抜けているのでは?」と指摘したところ,曹操は眼下の谷川を指差し,「ここに水があるではないか!」と言ったそうです。

 やはり「破格の人」曹操,一筋縄ではいきません(⌒-⌒; )

三国志展の見どころ4:曹操の墓(高陵)】

2009年,曹操の墓が発掘されて話題になりました。

その曹操の墓の見取り図が,こちら!

 

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三国志展では,この曹操高陵の空間が再現されています。

どこからどのように撮ったら広さや雰囲気が伝わるかちょっとわからなくて写真を撮りそびれましたが(苦笑),すべての室をあわせてざっと20m四方くらい。

小学校の教室数個分くらいの広さといえば,伝わるでしょうか。


この墓が大きいか,小さいかというと,微妙なところです。
現代日本人の庶民感覚からすると大変大きいですが,秦の始皇帝兵馬俑仁徳天皇陵などと比べると,比較にならないほど小さい(まあ,兵馬俑仁徳天皇陵が別格すぎるのですが)。

 

遺体とともに埋葬された副葬品も,金銀珍宝の類はなく,きわめて質素だったそうです。
曹操は遺言で,埋葬が終わりしだい服喪をやめよ,将兵は任地を離れてはならぬ,各々その職務に励めとするほか,残していく側室の生計をどう立てろとか,さまざまな女性の心配事をこまごま書き残しています(笑)

 

曹操は,形式主義を徹底して嫌ったリアリスト(現実主義者)であり,「自分亡き後の世界」には関心がありましたが,「自分が旅立つ死後の世界」には興味がなかったのかもしれません。

三国志展の見どころ5:武将メーカー】

三国志展の最後には,「もし,あなたが三国志の武将だったら?」という夢が叶えられます!

プリクラのように写真を撮ると,コーエーテクモスの三国志シリーズの武将ビジュアルと合成され,新たな名前とエピソードを持った架空の武将が合成されるのです。

私はこちら!蜀の程広(ていこう)が誕生しました!

 

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どこのビジュアル系やねん!とウケます(笑)

作成された武将が気に入らなければ,何度でもやり直すこともできます。

武将メーカーは,三国志展の公式ホームページでもできるので,参考までにリンクを貼っておきます。

sangokushi2019.exhibit.jp

 

【まとめ】 

いかがでしたでしょうか?

東京では2019年9月16日まで東京国立博物館(上野公園)にて,九州国立博物館では2019年10月1日〜2020年1月5日まで開催します。

 

ひとつだけ後悔しているのは,音声ガイドを利用しなかったこと。

「音声ガイドなど聞かなくても,読めばわかるわ!」と利用しなかったのですが,見終わってからパンフレットをよく見たら,吉川晃司さんか,真・三國無双シリーズに登場する曹操曹丕夏侯惇関羽のナビゲートで解説が聞けるとのこと。

吉川さんは中国史に精通し,曹操高陵を訪ねた経験もあるそうなので聞けばよかった〜しまった〜(^◇^;)

 

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