魂熱ジャーナル

〜失われた魂熱(タマネツ)を求めて〜

達人伝25巻(王欣太)〜信陵君率いる連合軍 VS 秦軍が激突!〜

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王欣太先生の「達人伝」25巻が本日発売。

この表紙カバーの絵、じつにいい!

カバーの表紙を広げると、信陵君率いる五国連合軍 VS 秦国軍の構図が、ひとつの絵として繋がります。

 

そう、9月に開催されたファンミーティングの際に欣太先生は語っていました。

 

漫画の世界も電子書籍が全盛になってきたけれども、その風潮に抗い、アナログの紙の本でしか表現できないもの、見開きの絵などを描いてやろうと。

 

この表紙は、まさにその思想を体現しています。

 

そして、この帯のキャッチコピー「天下制圧にかかりなさい!!」「今なら秦を穿てるぞい!!」のセリフ。

 

これはそのまま、「電子書籍を広めなさい!」「時流に逆らい、紙特有の表現をアピールしてやるぞ!」と読み替えられ、あくまで反主流、反体制、反権力の欣太先生のロックな気骨が感じられます。

 

正直、私自身、読む本の8割以上は電子書籍になってきています。

繰り返し読みたい本は限られており、一度さらっと読む程度であれば、保管場所を取らない電子書籍の方が合理的なためです。

 

しかし、ここまで徹底的に紙書籍の特性を活かした美しい構成をされてしまうと、これはもう紙版を買うほかありません!(笑)

 

いや、じつのところ、紙の本を買いたい人はけっこう多いのではないでしょうか?

 

パラパラ自在に立体的にめくれる機動性、パッと全体を見渡せる一覧性、ざっくりとした直感的な検索性、たまたま書店などで出会う偶然性、書棚に飾って満足する所有性,すぐ取り出して読める簡易性は、まだまだ紙の方が電子書籍より優れているでしょう。

また、好みは分かれるでしょうが、紙の手ざわりや質感、紙に印刷された絵とディスプレイ越しの絵の見え方の違いなどもあります。

 

一方で、保管性や携帯性に優れているという理由から、電子書籍を買わざるを得ないような状況に追い込まれているところ、あえて紙の書籍を買う理由を意図的、積極的に創造してくれている欣太先生に感謝すべきなのかもしれません。

欣太先生、ありがとうございます!

 

また、カバーのコラムで、ファンミーティングのことが書かれていました。

 

往復9時間、仙台から京都まで日帰り参加して心の底から楽しい貴重な2時間半でしたが、欣太先生もボルテージが上がったままで酔っ払ってカメラ入りのバッグをなくすほど楽しかったとのこと(笑)、ファンとして望外の喜びです。

年に1回くらいは,欣太先生とファンとの何らかの接点機会があるとうれしい!

 

さて、いよいよ佳境の「達人伝」25巻。

連載中の雑誌で読む時とはまた異なる発見や感動があるので、じっくり楽しみ味わいたいと思います!

達人伝~9万里を風に乗り~(25) (アクションコミックス)

達人伝~9万里を風に乗り~(25) (アクションコミックス)

  • 作者:王 欣太
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/12/27
  • メディア: コミック
 

 

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