【田代島(猫島)=宮城県石巻市】猫好きの、猫好きによる、猫好きのための楽園!
【田代島(猫島)=宮城県石巻市】猫好きの、猫好きによる、猫好きのための楽園!
人の数より猫の数が多い島。(注:平成27年住民基本台帳人口82人)
上陸するや否や、ニャーニャーわらわら猫が集まって来て、
「おいおい、待ってくれよ!順番に抱っこしてあげるからさ!」
「うふふ、そんなに舐めたらくすぐったいじゃないか!」
「う〜ん、きみたち,モフモフでたまらないなぁ!」
どこもかしこも見わたすかぎり、ねこだらけ、ネコづくし、猫まみれ。
猫好きの、猫好きによる、猫好きのための「猫の楽園」。
ネコサイコー!ヒャッホー!!
というのは幻想でした(笑)
【目次】
【田代島(猫島)〜アクセス〜】
以下、仙台駅から田代島(猫島)へのアクセスです。
JR仙石線(快速)で、7:24仙台駅発 →8:20石巻駅着。
ミヤコーバスで、8:30石巻駅発 →8:45門脇2丁目着。
徒歩で、8:50船着場着。
船(網地島ライン)で、9:00船着場発 →9:40田代島着。
微妙に悩むのが、石巻駅から船着場までの行き方。
行きは、船の出発時間とあわせたちょうどよい時間のバスがあるので、問題ありません。
が、帰りは30分に1本くらいしかバスがなく、歩いたら30分近くかかりました。
お急ぎの方は,タクシーを使うのも手だと思います。
さて、仙台駅から田代島(猫島)まで、2時間16分。
移動でそこそこ疲れましたが、とにかく着きました!
【田代島(猫島)〜猫たちのお出迎え〜】
あれ、猫の姿はちらほら見えるけど、出迎えに来ない。
まあ、いいか!
昼メシの相談中のネコたち。
メシは大事だ。
見向きもされなくても、まあよしとしよう!
ひなたぼっこ満喫中のネコ。
眠りは大事だ。
目すら開けてもらえなくても、まあよしとしよう!
耳元で愛をささやくネコ。
むろん、愛も大事だ。
人の、いや猫の恋路を邪魔するヤボは慎まねばならぬ!
みんな、けっこう忙しいんだな。
ヒマなのはオレだけか!(笑)
【田代島(猫島)〜観光名所の感想〜】
田代島(猫島)の観光名所を見て回ろう!
猫神社、稲荷神社、マンガアイランド、平塚八太夫生家跡。。。
大変申し訳ないのですが、いまひとつなんというか、見ごたえが。。。
そうか、田代島(猫島)は、のんびりまったり、猫や自然とのふれあいを自ら積極的に見つけて楽しむ場所であって、世俗的,受身的な楽しみを期待してはダメなんですね!
【田代島(猫島)〜まさかのエサやり禁止〜】
お、ようやくこちらに駆け寄って来てくれるハニーを発見!
しかし、不覚!エサを持っていない!
いや、観光客はエサをあげてはいけないのだった!
(注:田代島(猫島)では,島民が十分エサをあげているので、観光客のエサやりは禁止)
すまぬハニー、そんな目で見ないでくれ。。。
【田代島(猫島)〜昼食ポイント〜】
ふと気づくと、すでにお昼の12時前。
お腹がすいてきた。
田代島(猫島)を2時間ほど歩き回ったが、見かけたのは個人商店1件、軽食喫茶店2件、海の家2件のみで、いずれも開いていない。
どうやら夏は開いているらしいが、冬季は閉まっているようだ。
そもそも、工事の人は何人か見かけたが、島民を1人も見かけていなかった。
またも不覚!
絶海の孤島といえども、どこか1カ所ぐらい、おにぎりやパンでも買える場所があるだろうとタカをくくっていたが全くなく、食べ物を何も持って来ていない。
朝飯を食べたのは午前6時、帰りの船は午後2時まで来ず、石巻へ着くのは午後3時。
9時間も何も食べられないというのは、かなりつらい。
これがひもじさ、これが飢えか!
お金はあっても、買えるモノ、買える店がない現実!
「海で道具なしで魚を捕まえられるか?」「海の家や民家の戸をドンドン叩き、食べ物を分けてもらえないか頼み込もうか?」などなど、必死で知恵を絞る。
とりあえず、田代島(猫島)に2台ある自販機で、最もカロリーの高そうなヨーグルトジュースを摂取。
結局、島ではそれ以外の食べ物にありつけず、サバイバル能力の低さを痛感。。。
その後、3時頃に石巻駅へ着いたものの、飲食店はランチタイム終了で閉まっており、コンビニでイートインするハメになりました。。。
【田代島(猫島)〜まとめ〜】
・田代島(猫島)のネコに過度な期待をしてはいけない!エサをあげてもいけない!
・自分のエサは忘れずに持って行くべし!
【あわせて読みたい】
こりずに2度3度と訪れ,ディープな田代島(猫島)を紹介した記事はこちら!