魂熱新聞

〜失われた魂熱(タマネツ)を求めて〜

立ち会い出産の思い出(体験談)

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2月は娘の誕生月です。

妻にとって初めての出産。

私もおっかなびっくり立ち会ったことは,とても良い経験と思い出です。

 

【目次】

5時:陣痛】

初産だと,陣痛がどれくらいの痛みなのかわかりません。

前日,けっこう痛みが来たので病院へ行ったところ,「こんなもんじゃないですよ。まだですね」と言われて帰されました。

 

翌朝5時,妻が「たぶん今度は本物!」と言うので,そそくさと準備してタクシーで病院へ。

今度は受け入れてもらえました。

【午前中:歩き回る】

受け入れてもらえたものの,「こんなふうに話せるくらいの痛みではまだまだ」「子宮口が開いていない」と言われ,出産を早めるため歩き回ることを勧められました。

 

妻は痛い,痛いと言いながら,病院の廊下の手すりにつかまり,懸命に歩き回りました。

「お昼頃には生まれるかな?」と思い,妻も私も朝ご飯を食べそこねてしまいました。

【午後:再び歩き回る】

痛みが強くなってきたので,妻はベッドに横たわりましたが,まだ生まれる気配はなし。

そうこうしているうちに,同じく早朝に入院した隣のベッドの妊婦さんたちが,次々「オギャー!」と産み始めました。

 

妻と私は「あ,また産まれた!」「さすがに,夕方までには産まれるかな?」と迷ううちに,昼ご飯を食べるタイミングを逃してしまいました。

 

そして,なかなか強い痛みが来ないので,再び歩き回り始めました。

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17時:分娩台へ】

いよいよ痛みが強くなってきたので,ベッドから分娩台へ移動。

深呼吸を繰り返し,いきみますが,なかなか子宮口が開きません。

 

そうして19時,20時,21時と時間が過ぎ,妻の体力の消耗が激しくなってきました。

昼ご飯に続き,晩ご飯を食べるタイミングも逃してしまいました。

22時:ようやく本番】

いよいよ子宮口が大きく開くに及び,「さあ,ここからが本番よ!」と助産師さんが叫びました。

「ええっ?早朝から今までのは何だったの!?」と思いながら,妻は懸命にいきみます。

 

いきむ行為は潜水に似ていて,「はっ」と何秒間も息を止めては「ふ〜」とリラックス。

妻と同じタイミングで呼吸を合わせてやってみたのですが,何度か繰り返すと頭がくらくらしてきます。

 

いきみが終わるたび,お腹の赤ちゃんを子宮口から戻すためか,電動の分娩台がウィーンウィーンとゆっくり上下左右に動きます。

そして,強い陣痛が来ると再び水平になります。

 

それを,何度も何度も繰り返すのです。

妻は,分娩台の横にいる私の腕を,爪が食い込み青あざができるくらい,何度も何度も繰り返し握ります。

 

しかし,朝から何も食べておらず体力の限界を迎え,いきむ力が弱ってきたため,陣痛促進剤を注入しました。

2430:出産

日付が変わった24時,それまでで最大レベルの陣痛が訪れました。

これでダメなら,いよいよ帝王切開

 

妻はあらんかぎりの最後の力を振り絞り,24時30分,ついに出産。

赤ちゃんの頭や体が出てきた瞬間は,目が点になるほどの衝撃映像でしたが(汗),「ふーっ」と安心と喜びが一気に押し寄せてきました。

 

体内から出てきた血まみれの胎盤がドシャッと床に落ち,これまた目がなくなるくらいの衝撃映像を見ましたが(汗),赤ちゃんの体をきれいに拭いてもらい,腕,足,指などが揃っていることを確認してもらって,「ほーっ」と安堵のため息が出ました。

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【25時:カンガルーケア

病院の勧めに従い,産まれてすぐの赤ちゃんを落ち着かせるため,母親のお腹の上にぴたっと抱っこさせる「カンガルーケア」を行いました。

 

産まれた赤ちゃんが泣くのは,体内から出て母親と離れるのが不安なためだそうで,たしかにカンガルーケアをしている間は安心なのか,まったく泣きませんでした。

【26時:食事

すっかり落ち着いた赤ちゃんを預け,ベッドから立ち上がろうとした瞬間,妻はふらふらと力なくあおむけに倒れ込んでしまいました。

出産で正真正銘,完全に体力を使い果しており,立ち上がる元気も残っていなかったのです。

 

車椅子を借りて病室へ移動し,私はちらちら雪が降るなかコンビニへ晩ご飯を買いに。

妻も私も,30時間くらい食事を摂っていません。

「しっかり体力回復させないとね!」と,妻はガッツリ焼肉カルビ弁当を完食しました(笑)

【まとめ】

男性の私には,出産の苦労はわかりません。

しかし,立会い出産することで,多少なりとも女性の苦労を想像することはできました。

 

妻にとっても,ずっとそばにいたことは,多少なりとも心強かったようです。

ただ,なかなか産まれてこないまったりした時間に携帯ゲームをしたことは,後日ちょろちょろ言われる原因となりましたが(苦笑)

 

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