星空眺めのススメ〜心のリセット〜
最近,帰宅してから星空を眺めることが習慣となっています。
【目次】
【きっかけ】
帰宅後に星空を眺めるようになったきっかけは,「気持ちがリセットされて落ち着くから,いいよ!」友人に勧められたためです。
はじめは,「本当かな?」と半信半疑でしたが,1週間ほど試して効果を感じたため,数ヶ月ほど続いています。
【眺め方】
決まった作法はありませんが,心の中で「1,2,3……」と数えながら3分間。
バッグを降ろし,観たい星座や月に体を向け,足を肩幅よりやや開き,ポケットに手を入れ,できるだけ全身の力を抜いて,夜空を見上げます。
グイッと首を上に傾けていると,首の前側の皮が引っ張られて窮屈に感じるので,ポカーンと口を開けた方がリラックスできます(笑)
観察中,通行人や車が気にならないよう,怪しまれないよう,道路から見えにくい静かな場所で見上げるのがポイントです。
【感じること】
最近だと,オリオン座が綺麗に見えます。
名前はわからないのですが,オリオン座の左下方向の低い位置で,ひときわ強い輝きを放つ星も気になります。
漆黒の空を,様々な形の白い雲が風に乗り,ゆっくり流れ去っていきます。
寒い夜ほど,雲が少なく星が冴えわたり,輝きを増すような気がします。
しばらく眺めていると,目が慣れて視力が良くなり,見えなかった星が見えるようになってきます。
月の光は素晴らしいのですが,強い輝きで周りの星が見えにくくなるのが難点です。
耳を澄ますと,はるか上空を飛ぶ飛行機の音が聞こえることもあります。
次第に,感覚が鋭く研ぎ澄まされてきます。
【考えること】
なぜ,星の大きさや距離は全然ちがうのに,同じ大きさに見えるのでしょう?
なぜ,飛行機と星が同じ大きさに見えるのでしょう?
星の光は,何万光年前に輝いたものでしょう?
大昔の人類は,星空を見て何を考えたのでしょう?
今,こうして星空を眺めている人類は何人くらいいるのでしょう?
1年後,3年後,10年後,30年後,自分は同じ星空を眺めているでしょうか?
死ぬ瞬間,美しい星空を思い出して,悔いのない楽しい人生だったと思うことはできるでしょうか?
様々な思念が泡のようにフツフツと浮かんでは,消えていきます。
【まとめ】
星空を眺めることは,マインドフルネス=瞑想と同じような効果があると思います。
正確にいうと,マインドフルネスは「今,ここ」に意識を集中することなので少々異なりますが,日中,私たちの脳の多くを占めている様々なストレスや心配事から,解放してくれます。
とにかく,気持ちがスッキリとリセットされること,また特別な時間を確保することなく毎日帰宅時に簡単に実践できるので,オススメです。
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