共学と別学のメリット,デメリット
共学と別学のメリット,デメリット
私の高校は私服で土足の,じつにオトコくさ〜い男子校でした(笑)
男女別学と男女共学,いったいどちらがいいのでしょう?
私自身のリアルな体験に基づき,共学と別学それぞれのメリット,デメリットを紹介します!
【目次】
【共学と別学〜結論!〜】
ズバリ結論をいうと,私は「男女共学」の方がいいと思います!
ただ,高校時代の友人に聞くと,「男子校でよかった」という意見もそこそこ聞かれ,あくまで私個人の意見です。
以下,「男女別学の具体的なメリット,デメリット」を挙げます。
【共学と別学〜男女別学のメリット〜】
①近くに異性がいないので恋愛に関心が向きにくく,勉強や部活に打ち込める
(例)「登校→授業→部活→下校→勉強→睡眠」の繰り返しで,恋愛するヒマがない
②近くに異性がいないので,服装,会話,行動が自由で気楽
(例)体育着で授業を受ける,暑い時は半裸,下ネタが日常会話
【共学と別学〜男女別学のデメリット〜】
①異性を過剰に意識して,ふつうのコミュニケーションが取りづらくなる
(例)校内唯一の女性教諭が素晴らしく輝いて見える
②オシャレに鈍感でダサくなる
(例)親が買ってきたもっさりとした服で満足してしまう
【共学と別学〜メリット,デメリットは表裏一体〜】
メリット,デメリットは表裏一体ですが,経験上「デメリット」が強く感じられました。
特に,「女性への意識過剰」は,大学デビューしてからかなり苦労しました。
「女性」というだけで意識して,妄想をめぐらし(笑),ドキドキ緊張してしまうのです。
「オシャレに鈍感」も,けっこう苦労しました。
大学入学後,どれくらいの予算で,どこの店で,どんな服を選んだらいいのか悩みまくり,われながら相当ダサかったと思います(苦笑)
【共学と別学〜アナザーストーリー〜】
もし共学へ行っていたら,どうだったでしょう?
「女性への意識過剰」「オシャレに鈍感」のデメリットは,たぶん解消されていたでしょう。
男女別学のメリットのひとつ「自由で気楽」も,私は激しく自由を謳歌するタイプではなかったので,共学でも問題なく過ごせたことでしょう。
男女別学のもうひとつのメリット「勉強や部活に打ち込める」は,どうでしょう?
恋愛に多少の時間・エネルギーは注いだでしょうが,「恋愛にのめりこんで勉強や部活が手につかない状態」にはならなかったと思います。
実際,大学時代は恋愛にうつつを抜かすタイプではなく(笑),高校時代でも分別,判断力は十分にあったことでしょう。
むしろ,それぞれの目標に向かって互いを励まし合い,相乗効果を発揮できたと思います。
【共学と別学〜まとめ〜】
これから進学予定の人や子供の進路で迷っている人は,よほど本人の強い希望がない限り,共学の方がいいのではないか?と思います。
男女別学というのは,ある意味でとても人工的で不自然な環境です。
その根本的な思想は,「若い男女を近くに置いたら,ろくに勉強もせず,よからぬことをするに違いない」という性悪説に基づくように思います。
しかし,遠ざければ遠ざけるほど,かえって執着が強くなり,ゆがみが生じるもの。
ダイエット中,甘い食べ物がたまらなく欲しくなって食べすぎたり,ダイエットに成功しても後で激しくリバウンドするのと同じ原理です(笑)
男女が日常的に共存し,ふれあう環境の方が,人間社会の自然な形ではないでしょうか?
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