魂熱ジャーナル

〜失われた魂熱(タマネツ)を求めて〜

1杯1万円のコーヒーを飲んで〜嗚呼、コーヒーにしてコーヒーにあらず!〜

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先日、友人の社長のご案内で、1杯1万円のコーヒーの店へ行ってきました。

コスパにうるさい私の感覚から言うと、どれだけ美味しかろうと、1杯のコーヒーが1万円など、申し訳ありませんがちょっとありえません(苦笑)

 

100円少々の缶コーヒーでも、まず飲める。

500円くらいなら、そこそこ美味しいものが飲める。

1000円も出せば、十二分に上等で大満足

 

しかし、1万円のコーヒーが1000円のコーヒーの10倍美味しいはずなど、限界効用逓減の法則からいってもありえません。

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ありえませんが、実際に体感した経験をあえて言語化すると、「体験価値の希少性」。 

非日常的なラグジュアリーな空間で、超一流のコーヒーエバンジェリストが、深く静かな情熱を秘めたストーリーを語りながら淹れた珠玉の一杯を味わうひととき。

この時間空間は、他では味わうことのできない極めて希少性の高いもの。

 

高級ワインを飲む時のように瞑目し、嗅覚、味覚、全身の神経を研ぎ澄まし、全力で敬意を払ってコーヒーを堪能。

そのような態度で接しなければ、礼儀を失すると感じたのです。

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コーヒーハンター川島良彰氏が、約40年にわたる経験と誇りを結集した最高傑作。

その香りから感じられる最初の印象は、灼熱の陽射しで黒々と焼けた皮膚と農作業で鍛え抜かれた屈強な体躯を彷彿とさせる、無骨なまでの寡黙なハードさ。

しかし、口に含んでみると強面の印象とは打って変わり、ソフトでフレッシュな果実としての繊細で華やかなコーヒーのフレーバーが鼻の奥へ舞い上がり、昇華。

 

嗚呼、コーヒーにしてコーヒーにあらず。

 

刹那、脳裏に浮かんだ言葉は、「知る悲しみ」。

ひとたび一流の価値を知ってしまったら、それ以外のものは陳腐なものに思え、もはや昔には戻れないという意味です。 

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このような素晴らしいお店を、このような形で紹介してよいものか迷いましたが、一流に触れる感動を、知る悲しみを知ってほしい。

また、基本的に会員制で、冷やかしの一見さんはお断りのようなので、ご紹介した次第です。

 

もし興味をもたれた方は、上記文章中のキーワードで検索するとお店にたどりつけると思います。

直接お問い合わせいただければお伝えしますが,私は会員ではなくお店へのご紹介はしかねるので、その点はあしからずご了承ください(笑)

 

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