「Never Too Late」生物学者・福岡伸一さんの人生標語
ソーシャル経済メディアのNewsPicksで,生物学者・福岡伸一さんの人生の標語は「Never Too Late」であると紹介されていました。
「Never Too Late」,共感できる素晴らしい言葉です。
【目次】
【あきらめてませんか?】
スピード!スピード!と加速するこの時代。
10代,20代で成功を収める人も少なくありません。
30〜50代ともなると,「もう,飛躍的な成長や成功など無理!」「新しいチャレンジなんてどうせムダ!」「一生こんなものだろう」と,自分に見切りをつけるビジネスパーソンもけっこう多いのではないでしょうか?
しかし,福岡さんは「Never Too Late」,新しいことを始めるのに何歳になっても遅すぎることはない!と言い切ります。
【DNAの発見者 オズワルド・エイブリ—】
「Never Too Late」の一例として,DNAが遺伝子の実態である発見をした,オズワルド・エイブリ—が紹介されています。
DNAの発見は,20世紀生物学史上,最大の発見のひとつとされますが,エイブリーがDNAの研究を始めたのは60歳過ぎで,その成果が出たのは60代後半になってからです。
「まだまだ,いよいよ,これから!」と,勇気が湧いてくるエピソードではないでしょうか。
【初の日本地図作成者 伊能忠敬】
はじめて日本地図を作成した伊能忠敬は,商人を隠居して55歳から測量を開始。
以降17年をかけて,73歳で亡くなるまで日本全国の測量を行い,国土の正確な姿を明らかにしました。
現代のサラリーパーソン風にいえば,早期退職を機にまったく異なる第二の人生を歩んだ,といえるでしょうか。
人生100年時代を生きる私たちは,40代でも50代でも60代でも,遅すぎることはないはずです!
【エベレスト最高齢登頂者 三浦雄一郎】
年を取るに伴い,知的活動はともかく肉体的な衰えには逆らえない,と思いがちです。
しかし,登山家の三浦雄一郎さんは,65歳の時に「エベレストに登頂しよう!」と一念発起。
当時は,身長164センチ,体重85キロ,血圧200超の不整脈持ち。
500m級の登山で息が切れる状態でしたが,その後着々とトレーニングに励み,70歳でエベレスト登頂に成功。
その後,75歳,80歳でも登頂に成功し,エベレスト最高齢登頂者の記録を保持しています。
エベレストに挑むかどうかはさておき,65歳を超えても人間の体は変化,成長できる証左といえます。
【まとめ】
三浦さんと比べればひよっこのような私ですが,昨年41歳でフルマラソンに初挑戦し,完走しました。
それまでマラソンやジョギングの経験はゼロ,フルはおろかハーフや10kmを走ったこともありませんでした。
相当苦しい思いをしましたが,制限時間内にゴールすることができ,格別の達成感を味わいました。
40代でも,知的活動はもちろん,身体活動でもまだまだ成長の余地はあります。
何歳でも遅すぎることはない!
Never Too Late!
心に刻み,挑戦を続けていきたいと思います。
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