黒子(ホクロ)のあれこれ
私は、全身のあちこちに大きな黒子(ホクロ)があります。
耳の後ろ、首の後ろ、鎖骨の下、脇の下、肩甲骨、へその横、太ももの横などです。黒々と直径5~7ミリほどあって、けっこう目立ちます。
幸いなことに、これらのホクロは顔の目立つ部分にはなく,鏡を使ったりしないと見えにくい場所にあるため、普段はほとんど気になりません。
「泣きボクロ亅のように、控えめなホクロであれば、チャームポイントになることもあるでしょうが、目立つホクロは少々厄介です。
人は顔を見てコミュニケーションを取るので、顔に目立つ部分にホクロがあると、ついついそこへ注意が引きつけられ、印象に残ってしまいます。
子どもの頃、顔の目立つ部分に大きなホクロがあり、いじめられている友達がいなかったでしょうか?
小学生時代,クラスメイトの女子の顔に大きなホクロがあり(鼻と上唇の間),いじめられていた記憶があります。
私の父は,鼻の下に大きなイボがあります。
元々は大きなホクロで、目立つのが嫌だったので、ホクロが取れるという薬を塗ったら,黒い色だけ取れてイボになった、と父は話していました。
「ホクロの色が取れるなんてことあるの?」と思うかもしれませんが,経験上,これは間違いなくあります。
私は,左顎(女優の南野陽子さんのホクロと同じ場所),左手のひら,右手の甲,右腕内側に小さなホクロがありましたが,ほとんど消えてしまいました。
毎日,洗顔したり,手を洗ったり,体を洗ったりしていると,メラニン色素が落ちてしまうのだと思います。
ただ,それは小さなホクロの場合で,大きなホクロは変わらないか,むしろ年々黒々と存在感が増す印象すらあります(笑)
悪者にされがちなホクロですが,チャームポイントになる以外,いいことはないのでしょうか?
歴史を振り返ると,漢の高祖・劉邦は背中にびっしりホクロがあったとか,坂本龍馬も顔にたくさんホクロがあったとか,「偉人ホクロ伝説」はままあるようです。
「ホクロ占い」もあります。
ネットで調べたところ,たとえば「耳の裏にホクロがある男性は,一代で巨万の富を築くので,女性は逃してはいけない」とありました。
私は耳の裏に大きなホクロがありますが,残念ながら巨万の富を築く気配は,今のところさっぱりありません(笑)
気をつけなければならないホクロもあるようです。メラノーマと呼ばれる皮膚がんです。
「非対称な形」「まだらな色」をしたホクロができた場合は,メラノーマの可能性があり,進行や転移が速いので,すみやかに病院で検査を受けた方がよいそうです。毛が生えているホクロは,大丈夫だそうです。
最近,右膝裏のホクロが増えてきました。
子どものころはなかったのですが,気づいたら右膝体側部に,タテに4連続のホクロができていました。最近、5個目が成長中で,少々気持ちわるいです。
五つ星ならぬ、五つホクロ。
ホクロ占いの人に見せたら,「治世の能臣,乱世の姦雄の相だ!」とか言われるかも?(笑)
この4連続のほか,膝の真裏にポツポツと小さなホクロが4,5コもできそうな気配があります。
不思議です。ないところには全然ないのに,集まるところにはどんどん集まる。医学的には,血流の関係とか,メラニンが集まりやすいとか理由があるのでしょうが,まるで,お金みたいで興味深いです(笑)
「全国ホクロサミット」とか開いたら,悲喜こもごもの「ホクロあるある話」が集まって,おもしろそうですね^^