魂熱ジャーナル

〜失われた魂熱(タマネツ)を求めて〜

ゆでガエルの話〜私が転職したきっかけ〜

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新年度がスタートして,まもなく1週間が過ぎます。

新社会人の方は,この1週間でどのような感想を抱いたでしょうか?

「やりがいがある」「楽しい」,あるいは「とてもついていけない」「もう辞めたい」という方もいるのではないでしょうか?

【目次】

【ゆでガエルの話 社会人デビュー】

自分の社会人1年目を振り返ると,私は昼夜逆転のぐうたらな学生時代を送っていたため,毎朝ちゃんと起きて会社へ行っている自分に満足していました。

レベルが低いですね(笑)

 

なんとなく「石の上にも3年」という言葉が頭にあり,「どれだけつらくても3年は辞めずに働こう。1年くらいで辞めたのでは,転職しても使いものにならないだろう」と考えていました。

今,振り返れば,それは半分正しく,半分誤りだったと思います。

【ゆでガエルの話 多忙な日々】

 

私が就職した会社は新聞社の文化事業部で,企画から運営まで手づくりが非常に多く,外部委託はほとんどなく,やりがいは非常にありました。

上司が「文化事業を実施するには,2つの適性を持つことが望ましい。1つは,イベントが好きであること。もう1つは,プロジェクトマネジメント能力があること」と語っており,幸い私は両方を持っていたようです。

 

私はそれが当たり前と思っていたのですが,たしかに周りの先輩や同僚を見ると,「イベントは好きだけど,マネジメントが下手」とか「マネジメントは上手だけど,そもそもイベントが嫌い」とか,両方の資質を持っている人は意外と少なかったのです。

イベント当日はアドレナリンが出て楽しく,本番に向けてシミュレーションして着々と準備を重ねていく仕事も充実感があり,満足度は高かったのです。

 

ただ,イベントは土日開催が多く,平日はその準備を行うので休みが思うように取れず,給料もマスコミ業界にしては安かったので,いつの頃からか転職を考えるようになりました。

それでも,無職・無給になることは恐ろしく、いきなり「会社を辞める」という決断には至りませんでした。

【ゆでガエルの話 転機】

転機が訪れたのは,丸3年が過ぎた頃。

「ゆでガエルの話」を聞いたことが、直接のきっかけとなりました。

 

「ゆでガエルの話」とは,カエルを熱湯に入れれば,熱くてすぐ飛び出す。

しかし,水に入れて徐々に温めていくと,飛び出すタイミングを失ってゆでガエルになってしまう,という話です。

 

それまで,「次の転職先が決まらない限り,会社を辞めることなど怖くてできない」と考えていましたが,「このまま今の会社にいたら,自分はゆでガエルになる!」と愕然としました。

 

それまでとても想像できなかったのに、「できる限り早く辞めなくてはいけない!」と思う瞬間が突然やって来たのです。

26歳の春の出来事です。

【ゆでガエルの話 象と象使いの話】

「象と象使い」の話を聞いたことがあるでしょうか?

象とは「感情」,象使いとは「理性」のこと。

 

象使い(理性)は,多少は象(感情)をコントロールすることはできるけど,無理矢理動かすのは限界があり、象(感情)がそっぽを向いたら,もうどうしようもない。

象(感情)の方が象使い(理性)より,はるかにパワフルなのです。

 

たとえばダイエットしようとして、象使い(理性)が「甘いものを食べちゃだめ!」と命令しても、象(感情)が「食べたい!」と思っていては、我慢し続けるのは限界がある。

しかし、象(感情)が心の底から「ダイエットしたい!痩せたい!」と思えば、コントロールは容易です。

 

当時の私の場合、象使い(理性)は「早めに退職、転職した方がよい!」と指示を出し続けていましたが、象(感情)の方は「まあ、なるようになるんじゃない?」と、あまり危機意識がなかったのです。

 

しかし、ある日突然、象(感情)が変わったのです。

正確には、本当にある日突然、何の前触れもなく変わったのではなく、「早めに退職、転職した方がよい」という認識が「無意識」として蓄積しており、それがあるとき臨界点を超えて「意識」として顕在化した、ということだと思います。

【ゆでガエルの話 時を待つ】

なにごとにも「時」があります。

就職する時、退職する時、転職する時、起業する時。

新年度がスタートして1週間でも、「早く辞めた方がいいのではないか?」「今が辞めどきではないか?」「やめどきを逃してしまわないか怖い」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

 

私の経験上、「どうしようかな?」と50対50で悩んでいるような状態は、まだ決断の「時」ではありません。

本当の「時」は、象(感情)が「今、動かないとヤバいぞ!」と腹の底から訴えてきます。

【ゆでガエルの話 まとめ】

その「時」は、明日突然訪れるかもしれませんし、一生訪れないかもしれません。

その「時」が来るまでは、悩みながら走りながら、とりあえず目の前の仕事に一生懸命取り組み、「時」を熟成させていけばいいのではないか、と思います。

 

私は3年半で会社を退職しましたが、「石の上にも3年」という昔の諺に縛られ過ぎたかもしれない、と少々反省しています。

変化のスピードが速い現代においては、半年や1年でも区切りとしては十分でしょう。

 

旧態依然の外野の騒音に惑わされず、自分の心の声に素直に耳を傾け、「時」を待ち、「時」を作ることが、自分が望む仕事により近づくため必要ではないでしょうか?

 

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