ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所(仙台市)感想〜無料試飲ツアーがオススメ!〜
宮城県仙台市作並にあるニッカウヰスキー宮城峡蒸留所へ行ってきました。
日本に2つしかないニッカの蒸留所の1つ。(もう1つは北海道余市)
試飲する気満々だったので、車ではなく電車で向かうことに。
普通はここからタクシーで行くのでしょうが、徒歩で向かうことに。
ほぼ一本道なので迷うことはないものの、敷地入口まで約20分。
そこからビジターセンターまで5分少々。
<敷地入口の看板>
<ビジターセンターの入口>
<ビジターセンター内>
無料試飲付きの施設案内ツアー(無料)が30分〜1時間おきに開催されているので、これに参加することに。
出発までの間、受付施設内に展示してあるウイスキーの製造工程や歴代ニッカウヰスキー、また「マッサン」で有名になった創業者・竹鶴政孝とその妻リタのパネルを見て待ちます。
中でも、「蒸溜直後(透明)」「1年熟成(薄い琥珀色)」「5年熟成(濃い琥珀色)」「10年熟成(茶色)」のウイスキーの色や香りの違いを、実際に目と鼻で確かめられるのがおもしろく、テンションが上がります。
施設案内ツアーは、はじめにシアター室でスライドの説明を受けた後、敷地内の見学へ。
<乾燥棟(キルン棟)>
<単式蒸溜器(ポットスチル)>
<貯蔵庫>
40分ほどで案内ツアーは終わり、試飲会場(ゲストホール)へ。
ここでは、3種類のウイスキーを1杯ずつ試飲できます。
日によって種類が異なるかもしれませんが、この日はシングルモルト宮城峡、ブラックニッカ、アップルワイン。
大きめのグラスに、ワンフィンガー分ほどたっぷり注いでもらえます。
竹鶴政孝が一口飲んで「ここに蒸溜所を建てよう!」と決意したという、新川(ニッカワ)の水のチェイサーもまろやかでじつに美味しい。
ストレートの次に水割りにしたり、ハイボールにしたり、いいペースで飲んでいたら、けっこう酔っ払ってしまいました(^_^;)
そして、今さらながら告白すると私はワイン党でして(笑)、じつはウイスキーの味自体は大好きというわけではありません。
グラスを光に透かし眺め,熟成の時間に思いを馳せる。
目を瞑り,鼻の先、側面、奥、上顎、喉、食道、そして肺の奥深くまで徐々に思いきり香りを吸い込む。
嗅覚細胞が飽和状態になってもうこれ以上感知できないところまで至ったら、再びグラスを離して眺め愛でる。
……という行為を飽くことなく繰り返したい、そんな思いにとらわれます。
売店コーナーでは、ここでしか買えない宮城峡限定のウイスキーも多数取り揃えてあり、見ているだけでも楽しくなります。
今回は試せませんでしたが、有料の試飲コーナーも大人の雰囲気が漂い、かなりおもしろそうです。
ウイスキーが好きな人はもちろん、好きでも嫌いでもない人も、一度行って損はない場所でしょう。
私は,ぜひまた行きたい!
眼福、鼻福、口福のひとときを、あなたもぜひ!!
【あわせて読みたい】