「健康で文化的な最高限度の生活」を求めて

ウェルビーイング・クエスター(心と体の幸せ探求者)きくっちの日記

【マラソン初心者が完走するには?②】2018東北・みやぎ復興マラソンに参加して(体験談)

こんにちは。

「健康で文化的な最高限度の生活」を探求するウェルビーイング・クエスター(心と体のしあわせ探究家)きくっちです。

 

20181014日(日),東北・みやぎ復興マラソンに参加しました。

人生初のマラソン参加。しかもフルマラソン

 

フルマラソン完走から4週間。

ほやほやのマラソン初心者を自認する私が,「マラソン初心者の,初心者による,初心者のためのノウハウ」を出し惜しみなく,紹介します。

今回は第2回「なぜ走るのか?フルマラソンを走るメリットは?」です。

 

 

【この記事を読んでほしい人】

・初めてフルマラソンに挑戦する人

・マラソンに興味がある人

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【なぜ走るのか?】

苦しい思いをして,人はなぜフルマラソンを走るのでしょうか?

「なぜ山に登るのか?そこに山があるから」と答えた登山家がいます。

 

フルマラソンも同様に,「そこにゴールがあるから」といった哲学的な答えをするランナーもいるでしょう(いない?)。

人により走る理由は様々でしょうが,「単純に気持ちがいい!」「完走後の達成感がたまらない!」といった「快の感情」が理由と推測されます。

苦しければ苦しいほど,ゴール後の達成感が大きいことは間違いありません。

 

【私が走った理由】

私がフルマラソン参加を決意した理由は,友人に誘われたことがきっかけでした。

正直,余裕で完走できるとナメていたところ,大変痛い目に遭った話は前回書きました(笑)

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少し練習してみたところ,フルマラソンの完走が半端なく大変なことに気付いた私。

それでも,完走に異常なまでの執念を燃やした理由は,「参加する以上,最後まで走りきりたい!途中リタイアなんかカッコ悪い!」という「見栄」でした(笑)

 

しかし,完走した今,走る前には想像できなかった「新たな地平」が目の前に開けた気分です。

「フルマラソンを完走することの意義,メリット」を実感しており,これからフルマラソンにチャレンジする人のご参考までに紹介したいと思います。

 

【フルマラソンを完走する意義,メリット①】

1つ目は,「時間・距離感覚に格段の余裕ができたこと」です。

私は5時間半もかけて,42.195キロを走破(正確にはけっこう歩きました)。

5時間半と比べれば,12時間の移動など屁でもありません。

42.195キロと比べれば,5キロ,10キロの移動など屁でもありません。

 

仕事中心の生活を送っていると,30分の運動もたいそう難儀なことに感じられ,23キロの距離も「歩くにはちょっと遠いな」と感じがちです。

 

しかし1万年前,縄文時代の人々は,獲物を求めて1日平均15キロくらい歩き走り回っていたといいます。

150年前の江戸時代,坂本竜馬は江戸と長崎(約1,300キロ)をふつうに何度も歩いて往復しました。

 

電車,車,飛行機などの交通機関が発達し,人々があまり歩かない,走らないようになったのは,ここ70100年くらい。

より速く,より遠くへ,より楽な移動を目指した結果,「歩く」「走る」という人間の基礎身体能力は着実に衰えています。

 

しかし,一度フルマラソンを完走すると,「自らの足で,これだけの時間,これだけの距離を移動できるのだ!」との感覚,自信をつかむことができ,心に余裕が生まれます。

極端な例を言えば,大地震交通機関が麻痺して帰宅難民になった場合,「1020キロの距離なら,歩いて24時間。まあ,帰れないことはないな」と冷静に判断することができます。

 

日々の生活でも,たとえば「5キロほど(約30分)走ってみようかな」と運動に対するハードルが下がり,「電車で10分,徒歩で20分?じゃあ,健康のために歩こうかな」と時間に対する感覚もおおらかになります。

 

この感覚は,フルマラソン完走後に表れた想定外の変化。

心のゆとりは人生の幸福度,満足度を高めるので,その効用はとても大きいと感じています。

 

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【フルマラソンを完走する意義,メリット②】

一度でもフルマラソンを完走すると,圧倒的な体力の自信と余裕が得られます。

野球,サッカー,テニス,バスケットボール,格闘技…

世の中にはスポーツが数多ありますが,フルマラソンほどハードなスポーツはないでしょう。

 

まず,カロリー消費が半端じゃありません。

フルマラソンを完走すると,体重×42.195キロカロリー消費すると言われます。

私の体重は54キロなので,54×42.1952,279キロカロリー

成人男性が1日に摂るべきカロリーが2,000キロカロリーなので,それを余裕で超える莫大なカロリー消費量です。

 

そして,競技時間。

世界のトップレベルでも2時間にわたって激走し続け,私レベルだと5時間半もかかるわけです。

26時間も運動し続けるスポーツなど,他にあるでしょうか?

 

フルマラソンを制限時間内に完走したということは,大げさに言えば「人類史上,最も過酷なスポーツのひとつを耐え抜いた!」わけです(笑)

 

少し違った見方をすると,「フルマラソンの完走は運転免許の取得に近い」と思います。

学生時代,運転免許の取得にあこがれませんでしたか?

教習所に通い始めた頃は,「なんて難しいのだ!免許を持っている人はみんなすごい!」と思いませんでしたか?

しかし,免許を取得した今となっては,当たり前でどうということはありません。

あの感覚に近いと思います。

 

つまり,一度完走してしまえば,運転免許を取得したようなもので,その実績を生涯持ち続けることができます。

完走経験がない人は「免許なし」,完走経験がある人は「免許あり」のようなもので,速い,遅いの違いはあれども,「とにかく,自分は免許を持っている!」と自信を持てるのです。

 

通行人の老若男女100人をつかまえて,「フルマラソンの完走経験がありますか?」と聞いたら,おそらく,せいぜい10人前後ではないでしょうか。

完走経験があるということは,その選ばれし10%の証です。

 

完走前,ヒーヒー言いながら練習していた時は,どのランナーを見ても「みんな速そうだ!」「フルマラソン完走経験もあるのかな?」「尊敬するなあ!すごいなあ!」と思ったものです。

しかし,完走後は落ち着いて観察できるようになり,「この人は速い!」「あの人は,完走はちょっと厳しいかな…」と,上から目線で分析できるようになります(笑)

 

たった1回走っただけで,それくらい「絶大な体力の自信」そして「運転免許を取得したような気持ちの余裕」が持てるようになるのです。

 

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【フルマラソンを完走する意義,メリット③】

自分でも意外なことに,走ることが少しだけ好きになりました。

あくまで少しだけ,ですが(笑)

 

もともと,長距離を走ることは嫌いでした。

小学生のころから,中長距離は得意でしたが,延々と苦しい思いをして走ること自体はつまらなくて,嫌いだったのです。

30年近くバドミントンをしてきましたが,スタミナアップや脚力強化のため走った方が良いと思っても,ほとんど走ることはありませんでした。

 

しかし,今回,本番前1ヶ月で110キロ走り込み,本番でヒーヒー言いながら何とか完走し,少しだけ走ることが好きになりました。

 

なぜか?

有酸素運動をして,汗をかいて,体がスッキリすること。

走っている間は,無念無想の瞑想やゾーンに近い状態で,頭がスッキリすること。

そして,些細なことですが,ランニングウェア一式をファッションとして気に入っていること。

 

「どうせ走るなら,心から気に入ったウェアを選んで,楽しく走ろう!」と吟味して揃えたお気に入りのTシャツ,ハーフパンツ,タイツ,シューズ等々なので,それらを着るだけで,けっこうテンションが上がるのです→単純(笑)

 

天気が悪かったり,気分が乗らなかったりする日でも,お気に入りの服を着ればテンションが上がることは経験があるのではないでしょうか?

走ること自体が少々好きになったため,大会終了後も,週25キロほど走るのが習慣となっています。

 

まあ,寒い季節になってきたので,そのうちやめてしまうかもしれないし,「またフルマラソンに出場しよう!」と今のところは思いません(苦笑)

しかし,走ることへの苦手意識がなくなったことは間違いありません。

新たな趣味,新たな自分を発見した気分で,いくつになっても成長は人生の喜びです。

 

【まとめ】

フルマラソンを完走すると…

・時間・距離感覚がおおらかになり,心に余裕ができる!

・体力に絶対的な自信を持つことができ,気持ちの余裕が生まれる!

・走ることが(少しだけ,少なからず)好きになる!

 

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