「健康で文化的な最高限度の生活」を求めて

ウェルビーイング・クエスター(心と体の幸せ探求者)きくっちの日記

【子育てのヒント】子供の好きなことを見つけて徹底的に長所をのばす!

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こんにちは!

ウェルビーイング・クエスター(心と体のしあわせ探究者)きくっちです。

 

突然ですが,あなたは子育てに悩んでいませんか?

教育方針に自信はありますか?

 

今回は「全米最優秀女子高生を育てた教育法〜世界最高の子育て〜」(ダイヤモンド社,ボーク重子・著)を読み,子育てのヒントを探ります。

 

【本書の著者】

本書の著者は,2017年に全米の女子高校生が知性や才能,リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」(The Distinguished Young Women of America Scholarship)で優勝した子の母親・ボーク重子さん。

 

福島生まれで,東京の大学に通い,アメリカ人の夫との結婚を機にワシントンDCに移住。

ワシントンDC初のアジア現代アート専門ギャラリーをオープンし,アートを通じた社会貢献を評価され,オバマ前大統領やワシントン・ポスト紙副社長らとともに「ワシントンの美しい25人」に選出。

現在は,アートコンサルタント,ライフコーチとして,日米で子育て,キャリア構築,ワークライフバランスについて講演会やワークショップを展開中です。

 

【「全米最優秀女子高生」に選ばれた秘訣】

「自分で人生を切り開き,どんなときも自分らしく強く生きてほしい」と育てられた著者の娘・スカイ。

幼稚園や小学校低学年ではDや Bの鏡文字で書いた手紙に嬉々とし,英語のスペルは耳で聞いたままを綴り,九九も算数のドリルもやったことがなく,小中高校と踊るのは大好きで,塾とも無縁の生活だったそうです。

 

そんな彼女が,「全米最優秀女子高生」と言う奨学金コンクールで優勝した秘訣は何か?

 

このコンクールは,全米の高校生に贈られる賞の中では最も名誉があるもののひとつ。60年の伝統を誇り,これまでに参加した高校生は約80万人。

また,過去60年の歴史でアジア系が優勝したことは3回だけと稀なこともあり,日米の各種メディアで話題となりました。

 

このコンクールの審査項目は,知力25%,コミュニケーション力25%,特技20%,体力15%,自己表現力15%の配分で,総合点が競われます。

つまり,「正解のない問題に自分なりの答えを見つけ,解決する力」が問われるのです。

 

アメリカのエリート教育は,勉強の先取りをする英才教育ではなく,「非認知能力」(社会情緒的スキル)の育成に力を入れています。

昨今の日本の風潮と異なり,早期英才教育ではなく「子供時代は子供らしく」が重要視されているのです。

 

「非認知能力」とは,コミュニケーション力,自分に対する自信,自制心,協働力,責任感,共感力のこと。

じつはこれは,2020年度から改訂される日本の学習指導要領の中心でもあります。

スカイは,幼少期から一貫してこの非認知能力を学んできたからこそ,全米最優秀女子高生に選ばれたのです。 

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 【目からウロコポイント】

非認知能力の重要性やトレーニング方法のほか,「その子だけの長所を徹底的にのばす〜「出る杭」という人間的魅力を身につける〜」という点が,目からウロコでした。

 

アメリカのトップ大学は,満遍なく高得点を取る勉強法では,絶対に合格できないそうです。

それはなぜかというと,SATスコアという一定程度の学力を有するか確認するテストを参考としつつ,最終的にはアドミッション・オフィス(入試委員会)が,勉強以外の部分で合否を判断するためです。

 

ハーバード大学では,「SATスコアが満点だったのに不合格になった」ということで,訴訟が起きているほどです。

 

アメリカの大学のミッション(使命)は,人の気持ちに寄り添い,社会の問題に心を寄せて世の中を牽引していける魅力的なリーダーを輩出すること。

そのためには,様々な輝く個性を持つ子供たちが集まり,お互いを刺激しあって,全体を発展させて多様性を作り出すことが重要と考えているのです。

「出る杭」こそ社会の役に立つのです。

 

では,どうやったら「出る杭」となれるのでしょう?

「出る杭」は一日では育ちません。続けないといけません。

だからこそ,子供のパッション(情熱)を見つけることが大切なのです。

以下の「子供の観察ポイント」が紹介されています。

 

・子供が時間を忘れて最高に集中しているのは何をしているときか?

・子供に「努力している」という自覚がないのはどんなことか?

・子供がどんな話題をよく取り上げるか?好きな話題は何か?

・子供が親や先生に言われなくても自分から進んでやるのはどんなことか?

・嫌いなことはどんなことか?

 

スティーブ・ジョブズは、伝説となったスタンフォード大学の卒業式のスピーチで「好きなことが見つかっていないなら、見つかるまで探せ」と言いました。 

好きなことは,探さなければ見つからないのです。

どこからかある日突然,降ってくるものではないのです。

 

子供が好きなことを見つけられるよう,観察以外に親にできることは,たくさんのいろんな機会を与えること。

そして,そこでも子供を注意深く観察し,どんなことにパッションを感じるのか,どこが良かったのか,どこを改善したらさらに良くなりそうか,即座にフィードバックする。

 

子供のレベルを把握し,子供がクリアできる程度の,なおかつ退屈しないようなチャレンジを次々に用意する。

子供が最終的な結果を意識せず,目の前の目標に集中し,それに全身全霊で取り組むことを応援する。

 

子供が成長期に逃したチャンスは,二度と戻ってこないのです。

 

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【まとめ】

どの子供にも,唯一無二の素晴らしい個性と能力があるはずです。

それを最大限に引き出すには,親による適切な インターベンション(介入)と,安心・安全な環境の整備が必要です。

 

子供が自分で人生を切り開き,どんなときも自分らしく強く生きていけるよう,親として精いっぱい応援していきたいと思います。
 

世界最高の子育て――「全米最優秀女子高生」を育てた教育法

世界最高の子育て――「全米最優秀女子高生」を育てた教育法

 

 

【参考】

育児休暇を取得した体験談はこちら。 

www.kikutti.com