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ウェルビーイング・クエスター(心と体の幸せ探求者)きくっちの日記

【人体の肝腎かなめ】腎臓が健康寿命を決める!

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こんにちは!

ウェルビーイング・クエスター(心と体のしあわせ探究家)きくっちです。

 

先日、録画番組の整理をしていたら、2017年10月1日放送のNHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク”腎臓が寿命を決める”」が出てきました。

あらためて見直したところ良い内容だったので、50分の番組内容を3分に要約します。

 

・腎臓は毎日180Lの原尿を作る。そこから尿として排泄されるのは、1〜2Lだけ。99%は腎臓が様々な調整をして、体内に再吸収される。

・これまで脳が全身の臓器をコントロールしているように思われてきたが、実際は臓器同士がメッセージ物質を交換してやり取りしている。

・その中でも、心臓から送り出される血液の4分の1は腎臓へ送られ、腎臓は「血液を取り仕切る管理者」として重要な役割を果たしている。

 

・例えば、腎臓はエポというメッセージ物質を発して、血液中(赤血球)の酸素濃度の調整を行なっている。

・リオ・オリンピックで金メダルを獲得した女子水泳の金藤選手は、高地トレーニングにより血中酸素濃度を過去最高にまで高めた。これも腎臓の働きによるもの。

・腎臓は、レニンという血圧を調整するメッセージ物質も発している。服薬治療が効かない高血圧患者の腎臓を手術することで、レニンの量をコントロールし、劇的な効果を発揮している。

 

腎臓は、脳、胃、腸、肝臓、肺、副甲状腺、骨など、全身の臓器の声を聞いて調整を行っている。

・具体的には、血液中の塩分、カルシウム、マグネシウムカリウム、リン、尿酸などの調整を行っている。

・例えば、心臓が「疲れた」というメッセージを発すれば、腎臓は血液中の塩分を減らすことで血圧を下げ、心臓の負担を軽減する。

 

生物界では、体が大きいほど平均寿命が長い傾向がある。例えば、ネズミは3年、ウサギは10年、ヒツジは20年、ゾウは70年。

例外の生物もいる。例えば、ハダカデバネズミは28年、コウモリは30年、ヒトは70年。

ところが、血液中のリン濃度を基準に考えると、これらすべての生物の寿命を矛盾なく整理できる。すなわち、血中リン濃度が低いほど寿命が長い。

 

リンは肉や豆に多く含まれ、生きていくのに不可欠な存在。リンが不足すると心不全、呼吸困難、骨軟化症を引き起こす。

・一方、リンが多過ぎると老化が加速される。そのメカニズムは解明中だが、血管の石灰化が進むためと考えられている。

・リンは骨に貯蔵され、腎臓が骨から血中に出すリンの濃度調整を行っている。そのため、腎不全でリンの調整ができなくなると、骨粗しょう症を引き起こす。

 

・近年、入院患者のうち5人に1人が急性腎障害となっており、多臓器不全の原因として腎臓が注目を集めている。

・ヨーロッパでは毎年、腎臓をケアすれば救えた多臓器不全患者は20万人にも及ぶとの見方もある。

腎臓は血流が多いことから、薬によるダメージも多く受ける。多臓器不全の患者にとっては、薬が腎臓への最後の一撃となる。

 

・心腎連関、肝腎連関、肺腎連関、脳腎連関、腸腎連関、骨腎連関と言うように、腎臓と各臓器は密接な関わりがある。

腎臓が薬によりダメージを受けると、関連する多臓器も弱まり、死に至る。よって、薬をやめて腎臓の回復を図ることが有効な対策となる。

・入院患者の血圧や脈拍を管理するように、腎機能を把握管理することが重要と認識され、京大付属病院等で取り組まれている。

 

 【まとめ】

思っていた以上に、腎臓は「人体ネットワークの要」ということがわかりました。

日常生活で腎臓をいたわる具体的な方法は紹介されていませんでしたが、余計な薬はもちろん、サプリメントも飲み過ぎは良くないのかもしれない、と思いました。

 

また、尿が異常に多かったり少なかったり、色や匂いがふだんと異なる時も、少々注意が必要かもしれません。

今後、尿をする時は、毎日180Lもの原尿を作って働き続けている腎臓の働きに思いを馳せ、感謝したいと思います^^

 

 

【参考】

科学的に証明された究極の健康的な食事に関する記事はこちら。

www.kikutti.com